このお話は、フォロワーさんのキャラをお借りしています。

「ガフフ、なかなか良い体じゃのう……」
「でぃ、でぃありっさん、やめるのだ!?」
 ここはいつも通り、平和そのものの魔界。
 ……なのですが、二人の竜人が何やらもめているようです。
「何の事かの? そっちが我……じゃなかった、でぃありっさんじゃろ?」
 黒基調に赤色が目立つ、風格のある竜人がニヤニヤしながら言います。
「ふ、ふざけてる場合ではなく、このまま我らが戻らないなら大変だぬ!?」
 青基調の竜人が困った様子で相手の体を揺らそうとしますが、体格の差のせいか逆に本人が揺れてしまい。
 立派な胸が揺れ、それにふと気づきます。
「おやおや、おっぱい揺らしちゃって……誘ってるのかの?」
「い、いや、ちが、ん、そ、そうか、我がでぃありっさんだから、え、え、え!?」
 どうやら、この二人は入れ替わってしまっているようなのです。
 どうしてそうなったのかも分からなければ、どうやったら戻れるかも分からない。
 しかも、問題はそれだけではないようで。
「よしよし、我の体を見ながら新しい我の体の味見でも……」
 じゅるり、と黒い竜人が股間に手を伸ばしていきます。
「や、やめるのだ! ま、魔王竜である我がこんな所でそんな事をしているのを見られたら、魔界中があんな騒ぎになるのだ!?」
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絵:フローさん
 よりにもよって、黒い竜人はこの魔界を統べる魔王竜・ガーベリオンだったのです!
「誰に口を利いとるんじゃ? 我は魔王竜じゃし、そっちは淫乱竜のディアリスじゃろ?」
「む、むう、まあ、今はそうだがぬ……しかし、中身は逆じゃろ!?」
「何の事じゃろ? それじゃあ、一緒に城に戻るかの? 中身が分かるなら、我ではなくそっちに挨拶するじゃろうて」
「ん、そ、それはそれで周りに勘違いされるやつだぬ……」
 ディアリスの体のガーベリオンは、威厳の欠片もなくなりしょんぼりとしてしまいます。
「むふ、我のその表情、エッチじゃな……! ちょっと一発、絞っておくかの」
「だ、だから、我の体でエッチなことはやめるのだー!?」
 二人共慌てているならまだしも、ディアリスはヤらしいことが大好きなのです。
 魔王竜というとてつもない存在になったのを良いことに、体を調べてやろうと鼻息が荒くなっています。
「ふむ、胸がないのはちともの足りぬが……すごく体に活力があるのう?」
「い、いい加減にするのだ!」
 いつまでもこうしてはいられない、と止めに入ります。
 スリットに迫ろうとする右手を両手で掴み、制御しようとする、のですが……
「おろおろ? その程度じゃ止まらんぞ?」
「え、え、あれ、全力を出してるはずだぬ!?」
 そう、体格差から来る力の差がかなりあるようなのです。
 うんうん唸って止めようとしても、魔王竜の方は余裕で手を動かし続けます。
「ほれほれ、頑張らんと我がオナニー始めてしまうぞ?」
「く、くう、初めて我の強さを客観的に知ったと言うか、そういう場合では無いんだがぬ……!?」
「がふふ、今の我なら簡単にそっちを動かせるんじゃぞ?」
 ガーベリオンは空いている左手で、ぐいっとディアリスの体を押してみせます。
「いやぁん!?」
「な、なんじゃ!? ……あ」
 唐突に高い声が漏れ、それにガーベリオンも驚き。
 そして手の先を見ると、ちょうどディアリスの胸を握っていて……
「ああ、そうじゃのう。我の体になっとるんじゃから、いやらしい体なんじゃな」
「だ、だめじゃて、あ、あ、でぃありっさん、あっ、んっ、こ、この体、ちょっ、すご、あっ……♡」
「ふうむ、我の体を我が責めるのも、結構エッチじゃな……よくよく考えると、魔王竜が淫乱竜を責めているわけじゃし」
「へ、変なこと言わないで、んっ、欲しいぬ、わ、我じゃなく、にゅん、我の、今の、あっ、そんな、強く、おぉお……!?」
「体が正直すぎて、口がまずちゃんと動いとらんのう……ガフフ、仕方ないのう♡」
 魔王竜は自分の股間に手を伸ばすのを止め、両手で淫乱竜の肩を掴みました。
「ど、どうしたんだぬ!?」
「ガフフ、エッチなドラゴンさんが発情しているなら……それを慰めてやるのも、魔王の仕事じゃからな?」
「そ、そんな仕事は一回もしたことないぬ!?」
「ガフフ、なら今からこれも魔王の仕事にすればいいんじゃ! 記念すべき、初仕事じゃぞ……光栄に思うがいい!」
「わ、わぁ、我が自分に犯されるの、ん、あ、あれ、変だぬ……!?」
 急に、ディアリスの頬が赤くなり始めました。
「今度はどうしたんじゃ?」
「い、いや、へ、変だぬ、い、嫌なはずなのに、そ、その、あれだぬ、ええっと……」
 内股気味に足を動かし、お股を強調するような形に。
「ははぁーん、分かったぞ? その我の体が、エッチな気配に興奮し始めたんじゃな?」
「あ、当たりだけれども、は、はっきり……んお!?」
「まずは優しく、じゃな……」
 軽く口付けがされ、それだけなのに青い体はもうまっかっか。
「んっ、あっ、ヤバい、わ、我の臭いに、我の体なのに、た、たまらんのだ……」
「ふふ、魔王竜が直々に相手をしてやるわけじゃからな……ガフフ、折角じゃ、とことん遊んでやろうかの」
「あ、遊ぶ……!?」
 お股がキュンとなっているのを隠しながら、ディアリスの体のガーベリオンが聞きます。
「ほれ、魔王である我に何をして欲しいか言ってみるがいい。なんでもやってやるぞぅ……?」
「え、え、そんな、と、とても、我の口からは……!?」
 ですが、体の興奮は止まるどころか激しくなるばかり!
「ほほう、そんなにドキドキしているのに、エッチではないというわけじゃな?」
 顔を近づけて、息を吐きかけ。
「あっ、あれぇ、なんじゃろ、頭が、あぁ、クラクラしてくるのだ、ドキドキして、な、なんだか、ぼうっとして……」
 無意識に、手がフラフラと大きな赤いお腹に伸び……
「ダメじゃぞ、魔王に対してそんな事を無断でするのは」
 ガシッと掴み、そのまま自分の顔を近づけ。
「あ、あ、も、もう駄目だぬ、辛抱、たまらぬ、んぅう……♡」
 トロン、とした目でこちらからも顔を近づけます。
「なんじゃな? ひそひそ話でもしたいのかの?」
「……ス……」
「ん?」
「キ、キス……」
「キス、がなんじゃ?」
「キ、キス、して、ほしいの、だ……」
 とうとう体に心が負けてしまい、ボソリと口に出してしまいます。
「よしよし、かわいいのう!」
 ちゅ、と軽くキス。
「も、もっと、えっと、舌、とか挿れて、ほしい……のだ」
「ガフフ、やっと素直になってきたのう。いただきます……♡」
 両手で顎を支えてやり、正面から口を当て。
 お互いの長い舌が、ねっちりとした唾液を絡めていきます。
「んんぅ……♡」
 女の子のように恥じらいながら、ディアリスがガーベリオンに抱きつきます。
「ん、どうしたんじゃ?」
「も、もう、我、頭が、いっぱいで、あー、わ、我の、中に、我の……♡」
「ちょうどいい時に、我の方も少々、限界が来ていたんじゃ♡」
 そのまま本来の自分を押し倒し、その上に覆いかぶさります。
「あ、あ、や、優しく、してほしいのだ……♡」
「ガフフ、そっちの体の事はよく知っているから安心していいんじゃよ?」
 ゆっくりと指を這わせて、乳首を刺激して。
「あぁん♡」
「どうじゃ?」
「あ、あ、あ、も、もっと、めちゃくちゃに、してほしい、のだ……♡」
「むふ、元よりそのつもりじゃよ、何もわからなくなるくらい、我もそっちも気持ちよくしてやるぞい♡」
 ガーベリオンはそう言ってニヤリと笑い、ディアリスの体を弄び。



「あっ、あっ、でぃありっさん、魔王竜様、いいのう、気持ちいいのじゃ、手が、手が止まらん……♡」
 胸を両方とも揉み、ペニスをしごき、スリットに指を突っ込み。
 性感帯を尽く刺激して、うっとりとしています。
「いつの間にこうなったんじゃろ、もうめちゃくちゃで、何も分からないのじゃ、わ、我、我は我で、我じゃから、うぅん、胸、ちんちん……♡」
 四本の手が動き、足が快感に悶えピクピクと動き。
「んっ、んっ、エッチ気持ちよくて、我も、だから、このままでもいいかなって、ガフフ、我なのに、我じゃないけど、でも我じゃから、この状態、たまらんのじゃ、最高だぬ……♡」
 魔王竜のような、淫乱竜のような。
 どっちつかずとも、どちらでもあるようにも見える顔。
 完全に快楽に押し流され、しまらない顔をしています。
「我のせいじゃぞ、でも、我だって、あっ、胸、なんか、あぁん、瘴気、出てもうた、ああ、あー、我同士、一緒で、もう、止められん、すごいのう……♡」
 なんと、二人はイチャイチャしている間に体がくっついてしまったようなのです!
 しかも、腕は増えるわ、お互いの特徴はごちゃごちゃに持ち合わせているわ……
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絵:フローさん(一部加工:愛鋼熊)
 ところが、限界まで気持ちよくなっていた二人は慌てるどころか、合体したままエッチを再開。
 肉体は一つなので、実のところオナニーなのですが……心はデタラメに組み合わさったままなので、考えの違いが肉体をより興奮させているのです。
「んっ、我の、でぃありっさんの、魔王竜様の、ちんちん、んっ、気持ちよくて、重なって、ああっ、ああっ、一緒に、一緒の、同じ、二人分のぉ♡」
 もう、何度目なのでしょうか?
 地面には精液の水たまりができてしまっていて、その上で寝転んでしまっています。
「汗、汗、精液、精液、愛液、全部、全部ぅ、我、我から、我のぉ、違うのに、同じじゃから、ガ、ガフフ、合体エッチ、いいのじゃぁ、このまま、ずうっと、んっ、むっ、でぃありっさん、魔王竜様ぁ、んんんぅ、まだ、もっと、出したい、出し足らんぞ、もっと、もっとぉ、ガフフ、欲張り、ぐぉおおおん♡」
 四つの手は全く止まることなく、自慰行為を続けます。
「ガフフ、我はもう、我と合体、このまま、毎日オナニー、最高なのじゃ、誰かとエッチ、ええのう、子作り、卵、生みたいのう、ああ、同じになったから、何でもできるんじゃ、魔王竜で、淫乱竜で、淫乱魔王竜で、んっ、おっ、で、出るぅ♡」
 びく、びく、と体を震わせ、融合体は満足そうに溢れ出る精液を見ているのでした。



「あ、あの、魔王様?」
「どうしたのじゃ? 我は今、書類作業で忙しいのじゃが」
 自室で、キリッとした顔で仕事をしている融合体。
「い、いえですね……それは分かるのですが、仕事以外は止めませんか?」
「ふむ? 我がいつ、仕事以外をしているのじゃ?」
 部下の竜人が少々困った様子で、融合体の胸を指差します。
 なんと、仕事をしている二本の手とは別に、暇を持て余している残りの手がずっと胸で遊んでいるのでした。
 しかも、先が魔王竜の手になっている方が、です。
「ガフフ、いいじゃろ別に……?」
「そのですね、風紀といいますか……」
「仕方ないのう。代わりに、お主の股間を触らせてくれぬか?」
「な、なんでですかぁ!?」
「おろろ、分かってないのかぬ? 我は我じゃから、真面目だけどドスケベなのじゃ。だから、ドスケベなことも真面目なことも一緒にやらぬと、落ち着かんのじゃよ♡」
 書類にサインをしながらも、胸を揉むのを止めて一本の手がおいでおいで、としています。
「あ、そういえば、そろそろ交代の時間でした! し、失礼しまーす!!!」
「え、なんじゃ、つまらんのう……♡」
 達筆なサインを書き終え、一息つき。
『ディアベリオン』という字面を見て、満足そうに微笑みます。
「うむ、うむ。ディアリスのとガーベリオンで、ディアベリオン……ああ、名前まで合体してると思うと、ますますエッチなのじゃ……♡」
 急に変態的な思考が膨らみ、落ち着かなくなり。
「ま、まあ、今日は、結構、仕事の調子、良いからぬ? このへんで、ちょっと息抜き、ガフフ……息の他にも一杯、抜いちゃうんじゃがぬ?」
 魔王竜様専用の、素敵なベッドに横になり……
「あーっ、こんな所で、一人でオナニー、合体セックスしちゃうなんて、それだけでやらしいのじゃ、んっ、もう、こんなにぃ……♡」
 仕事をし続けて、欲求不満になっていた手が勃起を始めたペニスに飛びつきます。
「むふ、こんなヌルヌル♡」
 体を起こし、腰を揺らし。
 敏感になっている出入り口が、シーツに擦れて繊細に刺激され。
「おっ、あおぉおお……!」
 絞り出すような声を上げ、天を仰ぎ。
「全く、でぃありっさんたら、魔王竜様こそエッチなのじゃ、むふふ、体力は、有り余っとるからぬ……」
 大きな胸が、男根が揺れます。
「んふふ、手が四本あると、困らんから良いわい、むっ、んっ、おぉ♡」
 ぐちゅ、ぐちゅと体液が絡まる音。
「我の、我のぉ……」
 オナニーをし続けながら、指先に付いた液体をねぶったり、体になすりつけたり。
「わ、我、我自身で、妊娠、しちゃうのかぬ、あっ、もし、やっちゃったら、あぁ~……♡」
 軽く射精してしまい、それを指で取り。
「ガ、ガフ……♡」
 少し後ろめたい笑みを浮かべながら、スリットの中に。
 精液が入ってきたのを理解してかせずか、グニュ、グニュと肉壁は派手に暴れだしました。
「おっ、だめじゃて、そんな、本当に、できちゃう、我と、我のぉ、ぉおおおおおん♡♡♡」
 ベッドが壊れそうなくらいに体を痙攣させ、二人分の肉欲を貪って。
「むっ、あっ、子供、急に、子供、作りたく、なってきたのじゃ、むふ、どうせなら、いろんな竜と、ふふ、そうじゃぬ、今から、城中の全員と、子作りする仕事……ガフ♡」
 精液が出てこないように、スリットに栓をしたまま扉を開けます。
「あれ、魔王竜様……」
 たまたま、別の書類を運んできた秘書役の竜人と目があいます。
「ようし、一人目を見つけたのじゃ……♡」
 両乳首をいじり、ドアを開けたまま、竜人の顔に手をやり……
 淫乱魔王竜様の、エッチで真面目なお勤めが始まるのでした。


 おしまい

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